この記事にはネタバレ要素はほぼありません。いや、基本現地ですべて感じたいから
余計な事は知りたくない。という方でも最低限、最小限の内容になります。
それでも尚ネットを検索して来た方にとってそこそこ有益な情報になるよう努力します
詳細な情報は別記事で書きたいと思います。
今回の旅では基本的に宿をとりました。
宿の取り方、宿を取る時のタイミング、注意点などを今回の経験から書き記そうと思います。
歩きお遍路の宿泊先の取り方と注意点
歩きお遍路のブログの中には、宿泊先は当日でもなんとかなります。
とか、そんなに気にしなくてもいい
と言ったような記載のあるサイトが沢山ありました。
当初はその記事を信じて旅を始めましたが、これに関しては半分は正解で半分は嘘です。
というのも、評判のいい宿やキレイでアクセスのいい宿というのは
やはりすぐ埋まってしまうからです。
本当にただなんとかなるだけです!
なんとかなればいい、汚くてもちょっと遠回りでも我慢できる!それも醍醐味だ!
という方にはネタバレになってしまうのでブラウザバックをオススメします。
かくいう私も、変な噂のある宿や評判の悪い宿だけは嫌だと、
当日宿を探しまくるという事態になったことも・・・
私が旅をした時期は、ちょうど繁忙期から外れていたため、当日でも宿泊先の確保はできました
しかし、当日だとさすがに宿泊したかった所に断られる事もありました。
へんろ宿(民宿)では宿の送迎サービスがあり、それを売りにしているお宿さんも沢山あります。
つまりお遍路中に迎えに来てもらい、翌日同じ場所へ送ってもらいスタートします。
基本的にお遍路道をしっかり歩けば、全部歩いたことになるよねという考え方です。
それが嫌で、旅の途中は絶対に乗り物には乗らない!という方は下記に記した
特記の宿に限らず、宿の確保には気を使った方がよいです。
土日祝にかかるなら一週間前、平日でも2日前には予約を入れましょう。
一応下記に各県の事前に必須で取らないとまずそうな宿を記載したいと思います。
※あくまで大抵の人が大体この辺りで宿を取ることになる。という場所を記載しています。
個人のペースで、観光もしながらゆっくり一日10キロくらいしか歩かないんだ。とか
夜中も関係ない、ゴリゴリ倒れるギリギリまで歩くんだ!
といった場合は全く参考にならないかもしれないので、地図を見て計画した上で参考に
してください。
徳島県 発心の道場編
特に宿泊先の確保が必要なお寺を記載します。心配なら一週間前にでも取った方がいいです。
その他の場所は確かになんとでもなりそうでした。
13番 焼山寺(しょうさんじ)の前後
焼山寺の前日と当日は非常に宿の数が少ないです。また、おそらく体感的に
お遍路の中で一番きつい本当に普通に登山です。(へんろ転がしと言われる1番目の難所)
特にアクセスのいい場所は極少です。更に予定日が土日にかかる場合は
出来るだけ早く確保しましょう。
※下記の別格2番寺を廻る場合、コース選択と宿泊場所の調整が必要になります。
よく計画してください。
別格2番 童学寺(どうがくじ)
私はこのお寺は焼山寺の翌日に14番の前に遠回りをして廻りました。
前日の宿泊場所の選択で楽になるか厳しい日程になるか決まります。
別格3番 慈眼寺(じげんじ)
下記の20番鶴林寺を廻る前に、通常の88か所巡りの道から外れていきます。
ここを気合入れて一日で消化するか、2日かけるかを判断しなければなりません。
前日の宿の取り方次第です。歩行距離を計算しましょう。
20番 鶴林寺(かくりんじ)の前日
鶴林寺と太龍寺は双方ともに山の上にあります。つまり登って降りてを
二回繰り返す難所です。(二番目のへんろ転がしと言われています)
出来るだけ麓で取りましょう。ただ本当に麓にある宿は・・・・(この話は別編で)
22番 平等寺(びょうどうじ)
このお寺周辺は実質的に一軒しかありません。
このお寺周辺で宿を取る事になる可能性が高いのでかなり事前に確保しましょう。
ここに関しては安心して予約が確保できるのは繁忙期なら2~3週間前と言われています。
以上です。あとは基本的にご自身のペース次第かと思われます。
高知編 修行の道場
23番 薬王寺(やくおうじ)~ 28番 神峯寺(こうのみねじ)
基本この間は宿が少ないというより高知は高知市外は過疎地です。
十分に計画し事前に宿を取りましょう。
特にボロが多く良く計画してもなおボロなので諦めましょう。
どうしてもキレイな場所に泊まりたいという人は、かなり余裕を持った計画をして
良い宿まで公共交通機関で宿まで行き、翌日戻るしかありません。
※高知に入ってすぐ、道中に別格4番 鯖大師本坊(さばだいしほんぼう)があります。
看板わりと立っていてスルーする事は無いと思いますが、別格を廻る方は忘れないように
しましょう。
38番 金剛福寺(こんごうふくじ)
このお寺は岬にさきっちょのお寺になります。今までは比較的一本道でしたが
このお寺の次のお寺への行き方は多数あり、選択になります。事前にしっかり計画しましょう。
数もそれほど多くないため、前後の宿はここしかないという場所にあります。
そこを逃すと、異様に少ない距離で刻むか、超ロングウォークになります。よく計画しましょう。
39番 延光寺
このお寺の手前には宿少なく、比較的全国的に有名な観光地になるようです。
宿が取りづらいため、ロングウォークが苦手な方は要計画です。
高知編までは以上となります。
ここでは今回の私の旅で得た経験、情報を記載しますが
やはり、現地で何週もしているお遍路さんや、民宿さん、接待所などが
いい情報収集場所になります。宿以外の情報も教えてくれるので、
もしどうしても嫌!というのでなければ、積極的にコミュニケーションは取った方がいいと思います。
愛知以降は次の記事で!
最近のコメント